足の裏が痛い!骨棘のある足底筋膜炎が鍼で解消された症例
足底筋膜炎とは
長時間の歩行、体重の増加、靴が合わないなど、足裏に負担がかかることが原因で起こるとされる足底筋膜炎。

歩いたり走ったりしたときに、足裏やかかとに近い部分が痛んだり、直接押すと痛みが出たりすればそれは足底腱膜が炎症を起こした「足底筋膜炎」かもしれません。
整形外科などを受診し診断がつくと、
治療としては、ストレッチをするよう指示があったり、ロキソニンなどの痛み止めを処方されることが多いです。
また、X線の撮影でかかとの骨が棘のようになっている、骨棘が確認されることもあります。チクチク悪さをしていそうでこれが原因かと思いきや、この棘を手術などで切除しても症状が改善しないこともあります。
痛みを抑える薬を使うしかない、ということが多い症状です。
鍼の論文
世界中の主要な医学雑誌に掲載された論文を検索できるサイトPubmedにて、
足底筋膜炎と鍼に関する論文はないか、
「plantar fasciitis(足底筋膜炎)×acupuncture(鍼)」と調べてみました。
Systematic Reviewに絞り検索してみると、過去15年間に11件出ているようでしたが、論文の信頼度を表すインパクトファクターが5以上のものはなく、、要するにいわゆるエビデンスとして鍼の効果を結論付けるような論文はないようでした。
11件をパラパラ覗いてみたところ、ドライニードリング(鍼の欧米Verみたいな感じでツボというより筋肉を狙って鍼をする)が足底筋膜炎に有効である可能性がある、と述べられておりました。
鍼が効くわけないでしょ、と医療従事者の方に言われてもしょうがないような結果に思えてしまいます。
当院の症例
とはいうものの、鍼には痛みを取り除いたり、筋肉の血流をよくしたりという効果が認められており、足底筋膜炎に効く可能性も捨てきれません。
当院で採用している鍼の手法である「整動鍼」では、全国の仲間が足底筋膜炎の症例をアップしています。
当院にも足底筋膜炎の治療でご来院された方がおります。
半年以上痛み止めなどを使っても良くならず、一回の鍼で生活に支障のないほどに改善されています。
全国に同じ治療が出来る整動協会のメンバーがいるので
以下のリンクから探してみてくださいね。
https://seidonet.or.jp/members/
鍼は怪しい?怖い?と避ける方も多いでしょう。鍼が効果があるなんて思いもよらないという方も多いと思います。
そんな方たちに鍼という新しい選択肢を。
はりきゅうパレット おおばともみ